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EURO2024 GS#1 ルーマニアVSウクライナ ルーマニアの緻密な守備のデザイン、今年のダークホース候補
ルーマニアは予選5失点守備力!ゾーンプレスのかけ方がハマってました!なんと、24年ぶりのEURO勝利だったようです。
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試合情報
ハイライト
スタメン
データ
気になった箇所
ルーマニアのゾーンとハイプレスの仕組み
個人的にこの試合はムドリクを見たく観戦していましたが、何はともあれルーマニアの守備組織が良すぎて関心しっぱなしでした。
ウクライナに関してはポゼッション思考の戦い方、後ろからしっかり繋ぐ意識が見えていましたがCBからパスに繋ぐ際に出しどころはSBしかなかったシーンが多かったですね。サイドにボールを逃すことができれば他選手をそのサイドに圧縮することで相手のスペースを潰すことが出来ます。次は中央に誘導できれば全方向からの圧縮するようなプレスでボールを刈り取る考えです。
この仕組みとハイプレスのスイッチの入れ方で一点目を獲得しましたね。
シンプルにCBへのパスはFWにハイプレスをさせる意図があったのかもしれません、その後勢いからハイプレスの傾向が強まりウクライナはだいぶ苦戦させられたと思います。
画像引用元:
ペナルティエリアに入れないこそのミドルの意識
恐らく1点目の形はルーマニアの狙い通りな流れではなかったかなと思います。2点目はよく振り抜いたなぁと関心です、お互いなかなかペナルティエリア内に入れずチャンスらしいチャンスは少なかったですね。
そこでやはり可能性を得るのがミドルシュート、それに対してウクライナはムドリクの個の力も使いながら得点を狙いに行ったようにも感じましたがなかなか、味方との意思疎通が通らずのシーンも多かったのに対してルーマニアはパスはしっかり通っていましたし、3点目はコーナーからの崩しがうまく決まってました。
ルーマニアの弱点はサイドチェンジから素早い縦への速攻
ウクライナ最後の最後で攻略を見せ始めました。試合状況も考えられますがCBから逆サイドウイング、またはサイドバックへチェンジサイド。そのままサイドを縦に突破してクロスまでの流れが何度かできていました。
これが恐らく1つの攻略の糸口だったのではないかと思います。ドイツが天敵そうな気がします。
この試合ではドラグスラ含めてCBのフィジカルは強く対人戦で勝てるためサイドを抉られクロスを上げさせても跳ね返せるクオリティはありそうでした(あわやオウンゴールは2回ほどありましたが)。
しかし、相手がルカクのようなタイプの場合または針の糸を通すミドルの選択肢ができるデブライネだったら…と考えるとベルギーとルーマニアの戦いは非常に見てみたいですね。
終わりに
この試合思いがけない試合展開でビックリしながら見れば見るほど結果に直結した内容だったとも言えましたね。
スタンチュはここでもう一段階ステップアップする大会になるのかもしれません。
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